コのマークに込められた家具づくり8つのポイントです。
1.<材質> デザインに合った最適のものを。
コスガの家具づくりは、デザインに最も適した材料・材質を選ぶ素材の選定から始めます。美しいフォルムいなるか、形状にマッチするか、家具の機能を十分に充たす物性をもっているかんどを、ゆたかな知識と経験によって吟味、検討します。
2.<乾燥> 時間をかけて十分に。
木は生きています。乾燥が十分でないと後に反りや狂い、割れなどが生じたり、接合部が抜けたりします。コスガでは、人工乾燥を入念に行い、その含水率を家具の送り出されるそれぞれの地域に適合させています。
3.<木取り> 熟練した職人の手で。
木取りは、正しい木目のあり方や接合の丈夫さ、仕上がりのよさなどのポイントになる家具づくりの生命線ともいえる作業です。コスガでは、木を愛し、木とともに歩んできた長い経験と家具づくりの総合的な知識をもったベテランがその作業にあたります。
4.<手づくり> 人間味あふれる家具を。
綿密な基本データによって割り出された寸法に従って精密な機械加工が行われ、はじめて組み立ても接着も完全となり、家具は丈夫に作られます。この他、コスガは人間味のあるやわらかさを表現するために、つねにハンドクラフトの要素を加えています。
5.<研磨> 手間を惜しまず入念に。
塗装仕上がりをよくするには、素地の表面をよく研磨しなければなりません。コスガではこの研磨を十分に行うことはもちろん、小さな面や曲線部分などの研磨も、最新の注意をはらって行います。
6.<接着> よい接着剤で確実に。
平面接着、成型接着、組立接着と、家具をつくる上で接着は欠かせない作業の一つです。数多い接着剤の中からよいものを選び、それを正しく用いなければその効果は出せません。コスガでは長年の経験からよりよい接着剤を選び、強力な効果を上げています。
7.<素地調整> シミひとつ見逃すことなく。
でき上った素地のテーブルやイスには、汚れ、打痕、接着剤のはみ出しなどがあることがあります。これを検査し、さらに表面仕上げを行います。素地調整といわれるこのデリケートな作業も、コスガの家具を価値あるものにしています。
8.<塗装> コスガならではの美しいセンスで。
仕上げの塗装の目的は、一つは素地を保護すること、もう一つは木目をより美しくみせることです。これもコスガの腕のみせどころ。意図的にツヤの度合いを下げた上品な落ち着きの塗装は、コスガの美の表現であり、個性となっています。